予防接種・自費診療

予防接種

当院で接種可能なワクチン

当院では、以下の予防接種を行っております。
ワクチン接種を行わなくても、ワクチンに対する相談のみも可能です。
(*ただし自費診察料として、1,500円が別途必要になります。)

予防接種の種類 価格
インフルエンザ 3,600円(税別)
高齢者肺炎球菌

ニューモバックス:8,000円
(税別)
プレベナー:12,000円
(税別)

帯状疱疹(シングリックス)

1回20,000円、2回接種
(合計40,000円)
麻疹風疹混合ワクチン 10,000円(税別)
新型コロナウイルス 公費負担(文京区民のみ)

インフルエンザ

インフルエンザワクチンを
接種する時期

インフルエンザワクチンは接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヵ月間持続します。インフルエンザは、例年12月~翌3月頃に流行することを考えると、12月中旬頃までに接種するのが望ましいとされています。

インフルエンザワクチンの特徴

インフルエンザウイルスは毎年少しずつ変異します。その変異を予測して、毎年ワクチンも少しずつ性質が異なるものが準備されています。そのため、生産数には限りがありますので、早めの接種をおすすめ致します。

肺炎球菌

肺炎球菌ワクチンを接種する理由

肺炎は高齢者の方や基礎疾患を持っている方などにかかりやすく、医療が発展した現代においても、重症化すると命に関わります。肺炎球菌とは、肺炎の原因菌の中で最も多い菌(大人の肺炎の20~40%は、肺炎球菌が原因とされています。)であり、この肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防する、もしくは重症化リスクを減らす効果が期待できます。

肺炎球菌ワクチンの種類と
それぞれの特長

主に2種類のワクチン(ニューモバックス、プレベナー)があります。ニューモバックスは、90種類ある肺炎球菌のうち23種類に対応している(この23種類が全体の7割を占めている。)ため、カバー力が強いのが特長ですが、約5年で効果が弱まるため、5年毎の接種が推奨されています。
一方プレベナーは、13種類に対する予防効果ですが、効果自体が強いので、1回の接種で終生免疫が得られるとされています。重症な基礎疾患がある方においては、プレベナーとニューモバックスを両方接種することも可能です。(両方接種する場合は1年以上間隔をあけること。)

肺炎球菌ワクチンの接種の対象者

肺炎球菌ワクチン(ニューモパックス)は、65歳以上、もしくは60歳から65歳未満の方で心臓・腎臓・呼吸器の重度機能障害やヒト免疫不全ウイルスによる重度の免疫不全がある方が接種の対象です。65歳以上で初めて接種する方は一部公費助成があります。
また、2回目からの接種に関しては、任意接種として追加の1回は助成される場合もあります。お住まいの自治体(市区町村)公式ホームページをご確認ください。

帯状疱疹

帯状疱疹とは

「みずぼうそう(水痘)」にかかったことがある人がなる病気で、体の片側に強い痛みと発疹を伴います。80歳までに約3人に1人が罹患するといわれています。
特に50歳以上で発症した方は、帯状疱疹の発疹が改善した後も強い神経痛が持続する「帯状疱疹後神経痛」の発症リスクが高くなり、生涯に渡って神経痛に対する治療を行う場合もあります。

帯状疱疹ワクチンの種類と
それぞれの特長

最近、従来の帯状疱疹ワクチンと異なるワクチン(シングリックス)が開発され、その高い効果が注目されています。従来のワクチンとの違いは、接種後から高い予防効果があること、効果の持続時間が圧倒的に長いことです。
従来のワクチンは約5年で予防効果はかなり弱まりますが、シングリックスは10年経過しても接種直後の予防効果より僅かに効果が低下するのみであることが分かっています。(開発され、使用されてから10年までの追跡調査しか出ていませんが、今後さらに追加報告が出てくると情報が更新されると思われます。)

新しい帯状疱疹ワクチンの接種を
ご希望の方へ

シングリックスの開発を受けて、現在各自治体も積極的に一部公費助成対象のワクチンとして案内をすすめています。お住まいの自治体(市区町村)公式ホームページをご確認ください。

麻疹、風疹

麻疹、風疹に感染することで
起こりうるリスク

麻疹は、麻疹の予防接種を行う前の0歳児が感染すると重症化しやすいこと、また妊娠中の方が感染すると重症化しやすいことが問題となります。
風疹は、妊娠中の方が感染すると胎児に重い障害を伴う可能性が高いウイルスです。
いずれも、子供や妊娠中の方だけでなく、家族や周囲にいる大人達がみんなで協力してウイルスから身を守る必要があるため、ワクチン接種が推奨される対象者の方は公費助成となります。
妊娠する可能性の方、パートナー、ご家族(身近にいらっしゃる親族や祖父母の方まで)は、お住まいの自治体(市区町村)公式ホームページをご確認ください。

新型コロナウイルス

当院では、新型コロナワクチンの予防接種を行っております。
新型コロナワクチンは現在行政管理の下に行っているため、ワクチンの種類や接種の時期などの詳細については、自治体のホームページをご参照ください。
また、新型コロナワクチンの特性上、ワクチン接種の日時を限定し、完全予約制(電話予約のみ)とさせていただいております。
どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

概要

  • 接種期限(令和6年3月末)までの毎週金曜日15時30分から17時30分に行います。
  • お電話にて予約を受け付けております。03−3868−3676にお電話ください。
  • 使用するワクチンは、ファイザー社ワクチン(オミクロンXBB1.5株対応)に限定させていただいております。
  • 対象者は文京区の新型コロナワクチン接種券をお持ちの方、且つ初回接種を完了している方(12歳以上)
  • 前回接種から3ヶ月以上経過していることをご確認ください。
  • インフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。その他のワクチンとは2週間以上間隔を空けるようにしてください。

自費診療

ビタミン注射

当院ではビタミン注射を自費診療で行っています。美容目的ではなく、以下の様な症状の方に、保険診療では適応にならない治療を行うためです。そのため、なるべく低価格で、他院と比較すると多くのビタミン量が投与できるように配慮しております。

ビタミン注射がおすすめの方

  • 咽頭痛が強いなど、感冒時に食事量が十分取れず体力低下を認める方
  • 慢性疲労を自覚されている方
  • 口内炎を繰り返す方
  • 難治性のアレルギー症状を認める方

ビタミン注射の価格

通常のビタミン注射
通常のビタミン注射の価格

1,500円

通常のビタミン注射がすすめの方

口内炎や風邪のひきはじめの方におすすめです。

通常のビタミン注射の有効成分
  1. アリナミン10mg(ビタミンB1)
  2. ビスラーゼ20mg(ビタミンB2)
  3. ビタメジン

    -チアミン100mg :ビタミンB1
    -ピリドキシン100mg :ビタミンB6
    -シアノコバミン1000μg :ビタミンB 12

  4. アスコルビン酸1000mg(ビタミンC)
  5. ブドウ糖20ml
強力なビタミン注射
強力なビタミン注射の価格

3,000円

強力なビタミン注射がすすめの方

風邪などにより強い体力低下のある方、持続的な神経痛、アレルギー症状のある方におすすめです。

強力なビタミン注射の有効成分
  1. アリナミン20mg(ビタミンB1)
  2. ビスラーゼ40mg(ビタミンB2)
  3. ビタメジン1A
    -チアミン100mg :ビタミンB1
    -ピリドキシン100mg :ビタミンB6
    -シアノコバミン1000μg :ビタミンB 12
  4. アスコルビン酸2000mg(ビタミンC)
  5. 強力ミノファーゲンシー20ml(グリチルリチン

(*食事量が少ない方は、ブドウ糖20mlを+200円で追加することも可能です。)

ビタミンの効果

  • ビタミンB1:糖質代謝の補酵素。エネルギー代謝効率改善効果。
  • ビタミンB2:脂質代謝の補酵素。抗炎症炎、細胞の再生効果。
  • ビタミンB6:アミノ酸代謝の補酵素。免疫機能改善、赤血球合成効果。肝脂肪沈着抑制。
  • ビタミンB12:アミノ酸/核酸/葉酸代謝の補酵素。赤血球合成、神経修復効果。
  • ビタミンC:免疫機能改善、抗酸化作用。
  • グリチルリチン:甘草の成分。抗炎症、免疫機能改善、肝細胞増殖作用。

プラセンタ注射

プラセンタ注射の価格

1,500円(税別)/本

プラセンタとは

プラセンタとは、哺乳類の胎盤のことです。当院で使用しているメルスモンは、人の胎盤由来です。

プラセンタの効果

プラセンタには皮膚細胞の活性化、修復や再生をサポートする栄養素や成長因子が豊富に含まれており、肌の水分や脂肪分の保持や改善効果があります。 また、強力な抗酸化作用があり、過剰な活性酸素の発生を抑制する効果があります。まとめると以下の様な効果が期待できます。

  • 肌のハリ、シワの改善効果。シミの改善効果。
  • 免疫力の向上。(風邪やアレルギー症状に対する改善効果)
  • 血管傷害に対する予防効果。
  • 肝臓の機能の改善効果。

プラセンタ注射を保険診療で
行うことができる場合

45歳以上60歳未満の女性で更年期障害の診断基準を満たす場合は、保険適応です。ただし、保険で治療する場合には、注射を継続的に行うことが必要となります。(保険できちんと治療を継続していることを認めてもらうためです。)

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